本日は、朝から電話がひっきりなしに鳴り、ややお疲れ
一服したくてスタバでさくらフルミルクラテを注文
桜の花の描かれたカップや花びらのようなチョコチップ
を楽しむうちに、急に彼女と主治医の事を思い出した。
主治医が同じだった彼女、患者の中では群をぬいて若いのに
聡明さと芯の強さで周囲のお姉(オバ?)さま達をはげまし、
リードしていた。
彼女に色々な意味で助けられた患者・家族が多くいるのに
彼女は、名医が手を尽くしても病勢がとめられず、ある年
の春にとうとう動けなくなってしまった。ちょうど病院の
近くでは桜が満開なのに彼女はベッドから動けない。
ピンクの花が大好きな彼女に何とかして桜を一目でも見せ
たいとアレコレ考えていた主治医は驚くべき行動に出た!
薄いピンクの医療用ガウンを集め、それをチョキチョキ
花びらの形に切ったのだ。先生の意図を理解した看護師
さん達も加勢。次に茶色の油紙を集めて幹を制作。
そして、彼女の病室に満開の桜の樹を出現させた。
その桜の樹は式場にも飾られ彼女を見送った・・・
私は、主治医からも、彼女からも、人のために尽くすことの大切さを教わった。
彼女をはじめたくさんの仲間たちが欲しくても得られなかった「命の時間」を与えられた私、
人のため、社会のために使えているだろうか?頑張らないと・・・
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