5月15日が「ストッキング記念日」というブログをFacebookにも
あげたところ、「ストッキング着用にこだわるのは日本だけらしい」
という指摘を受けました。ご丁寧に、このこだわりは女性としての
マナーに関する時代錯誤的な感覚からきている旨の記事のリンク
までご紹介いただきました。
愕然としました。
商売あがったりになるからではありません。
「治療の必要上、ストッキングを履かざるを得ない人がいる」という
ことが世の中に理解されていない、ということを再認識させられた
からです。
“医療用”ストッキングと、スーパーで売られているファッション
アイテムのストッキングとの違いが全然理解されていません。
最初は怒りが湧き、次に悲しくなりました。
しかし・・・よくよく考えてみれば、われわれ販売者側も、医療機器
としてのストッキングに関してPRが不足しているかもしれません。
みなさま!医療用弾性ストッキングは、治療目的で使用されるため、
*体にあうように、サイズ設定が細かい(5段階くらい)
*足首に十分な圧迫力、そして段階的圧力設計
*食込み(浮腫みを悪化させる)を発生させないための工夫、配慮
*安定した圧迫力と耐久性に優れる
などの特徴があります。
また、治療目的で医療機器であるストッキングを購入した場合、
*医療機関を受診している場合には、購入代金を「医療費」として控除申請の額に
算入することができます(杖や腰痛コルセットと同じ)。
**がんの手術でリンパ節を郭清し、リンパ浮腫を発症した場合、医師の指示書があれば、
半年ごと、一回に2着まで、健康保険から7割(後期高齢者は9割)、購入代金の還付が認められます。
ホームページにも情報を掲載しておりますが、詳しく知りたい方はお気軽にお問合せください。
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