日曜日のセミナーにて、障害年金について情報交換をした時のお話
最近は、がん患者が障害年金を受けられる場合がある事は
知られるようになってきましたが、私の経験した卵巣がんなどは
かなり進行しても、リンパ浮腫等の不具合を抱えていても
受給対象となることはあまりありません。
ところが、白血病の患者さんは、寛解して状態が落着き、四肢の動きに
特に問題がなくても受給が認められたというのです。
(急性白血病で骨髄移植を受けられた方のお話)
どうやら、がんを理由とする障害年金の受給には「どのようながん種でどのような治療をうけたか」
が決定的らしいのですが、その認定基準はものすごく複雑でしろうとの手には負えないようです。
そこでプロ=社労士を頼るのが堅実ということになりますが、その社労士さんもイロイロ
扱う分野が非常に幅広いため、得意分野と詳しくない分野があります。
医療でも、診療科・担当分野が細かく分れているのと同じですね。
ところが、医師は呼吸器科、消化器科、消化器でも内科と外科などの専門分野の看板を掲げて
いますが、社労士さんはそういった看板を掲げていません。
そのため、障害年金を扱った経験のない社労士を頼り、受給に失敗するケースも少なくない
ようです。
友人社労士さんによると「お腹が痛くて耳鼻科を受診する人はいないけど、社労士への
依頼はそれに近いことが起こってしまうのよね~」
いろいろな社会保障制度が用意されているのは有り難いですが、うまく利用するのも
ハードルが高いです・・・
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