8月17日 キャンサーフォーラムでの
北村先生(日本リンパ浮腫学会理事長)のお話
日本におけるリンパ浮腫の“歴史”から説き起こされました。
リンパ浮腫は、なんと浮世絵にも描かれているそうです。
そして、一番有名なリンパ浮腫患者は、ごぞんじ西郷どん!
遠征先で蚊にさされて罹患したと推測されるそうです。
有名な“着流し”は、大事なところが腫れてしまいズボンが
はけなくなり「やむにやまれず」着ていたそうで・・・
でも、北村先生がはっきりおっしゃいました。
「このタイプ(蚊の媒介するフィラリア原虫による)の
リンパ浮腫は日本では根絶されました」
という訳で、「蚊にさされるとリンパ浮腫になる」というおそれは明確に否定されましたが、
虫刺され→ 細菌感染(蜂窩織炎など)→リンパ管にダメージ というリスクはまだ残っています。
実は、蚊は、少し涼しくなった頃のほうが活発になるとか、蚊はこれからも要注意!
過度に恐れる必要はありませんが、虫除けスプレーなどで虫さされ対策をしてください。
特にさされやすい方は、除菌シートで足をふき常在菌の状態を変えると効果があるそうです。
また、蚊にさされた場合はかき壊さないように、すぐに痒み止めを塗ってください。
アブ・ブヨ・蜂などは病院にいった方が、これは一般の場合も同じですよね(笑)
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