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安ければよいのか(失敗しない知恵)

よく「弾性着衣は高い。」と言われます。
しかし、商品について学べば学ぶほど、
“お値段には理由がある”ということを痛感します。


まず、スーパーで売られているタイツとは製法が全く

違います。特に、厳しいドイツRAL規格に合格するためには
素材、圧迫力、伸縮性、サイズ、長さ、生地の厚み、タイプ
など、非常に多くの基準をクリアーしなければなりません。
(PDF参照、24ページあります)


治療の道具ですから、サイズが4ないし5段階用意されています。安定した圧迫力が得られるよう
しっかりと横糸が通されており、耐久性にも優れています。
見た目は普通のストッキングですが(当たり前)杖やコルセットと同様、治療の道具です。

美容だけの目的でしたら、ドラッグストアのメディXXXや、ス〇〇ウォークとかでもよいでしょう。
しかし、治療(リンパ浮腫・静脈瘤・筋力低下が理由の浮腫等)が目的であれば、専門メーカー
のものがお勧めです。

また、どんなお店で購入するかも重要です。いろいろな種類・商品の詳しい説明がありましたか?
初回では、最低でも3社、5種類くらいの提案があってしかるべきだと思います。
最近はやりのフリマは、治療目的の方はおやめください。こわごわ覗いてみたら、必要な情報が
不足していたり、圧迫力の説明が不正確でした。使用期限切れのも売られていました。

お値段には、理由があります。高いものは、理由があって高い場合がほとんどです。
あまり値段が安い場合には、事故品や詐欺サイトの可能性だってあります。治療目的で購入
ということを意識してリーズナブルなお値段で購入するのが、失敗しないコツです。
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という記事を書きながら、スーパーで買ってきた食料品を見たら、ぜ~んぶ赤札でした(笑)

 

ダウンロード
RAL Gesetz 387 (EN ver.)
弾性ストッキングに関するドイツ RAL規格の条文
ral_gz_387_englisch.pdf
PDFファイル 579.3 KB