さて、前回のブログでは「リンパ浮腫に伴う痛みはある」
という回答だけで終わってしまったので、今回はその他の
質問にお答えします。
Q乳腺での診察をためらっています
できるだけ早く受診してください。
質問者さまのご身体を一番よく知っていて、一番頼りになるのは
乳腺の主治医の先生です。痛みどめなしには日常生活に大きな
支障が出る、というのは放置してよい状態ではありません。
Ｑ 医師はどう判断してくれるのか・・・
やや受身の姿勢であるところが気になります。患者の側も勉強することが医療者から最良の
医療を引き出すために必要です。患者の側が病気や治療について勉強し理解に努めている
という姿勢を見せれば、医療者は驚くほどいろいろ教えてくれます。
Qリンパ浮腫外来へ受診できるのか・・・
ご自分のほうから、リンパ浮腫外来の受診希望を主治医に伝えてください。
ただ、希望を言う時に少しコツがあります。
＊「明らかに浮腫んでいます」というのでなく、周径を計測して「左のほうが右より
２センチ太い。」等と具体的な数値を言うと先生も「ふうむ」と聞いてくれるでしょう。
＊＊もし先生が「リンパ浮腫には痛みはないから」とおっしゃったら、三原先生の
ブログをプリントアウトして、自分とブログ掲載の事例が似ているので、リンパ浮腫
も検査してほしいと言えばよいのです。公開のブログですから何ら問題ありません。
ご自分が、ただブツクサ不満を言っているのではなく勉強しているのだ、という
姿勢を形で示せば、先生も耳を傾けざるを得ないでしょう。
もし、それでも主治医がリンパ浮腫外来への紹介を渋るようであれば、自分で
探して受診されればよいのです。主治医に一度キチンと相談しておけば、後で何か
言われたときに「だって先生、私の話をきいてくれなかったから」ということが
できますから・・・
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まとめますと「自分の困りごと＝浮腫みと痛みについて具体的に示して主治医に
相談する」ことをお勧めします。お困りの症状が一日も早く改善しますように！
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