「保険医さんなら誰でも指示書は出せる、と
いうので近くの病院に行ったら断られました!
どういうことですか?」と、お叱りを受けました。
「ウチではリンパ浮腫の保険診療をやっていない
ので、指示書は出せませんっ!!」と強い口調で
言われたとか・・・
<弾性着衣の購入代金への保険適用>と<リンパ
浮腫の複合的治療の保険診療>を混同してしまった
のですね。
両者は全く別の制度なのです。装着指示書は、リンパ
浮腫治療を保険で行う施設か否かに関係なく=保険医
なら誰でも発行できます。
その他にも「原発性の方には適用がない」とか「大腸がんには適用がない」と言われた
という問合せも入ります。
やむを得ないのかな?と思います。というのも、日本の保険制度、かなり手厚くて様々な
助成制度があるのですが、制度がありすぎてリンパ浮腫のような馴染みの薄い疾病について
病院が把握しきれないケースがあるのです。
また、弾性着衣の保険還付の適用拡大は導入のタイミングが悪く、去年の4月1日から!
コロナ対応で、医療機関は緊張の極限状態にあった時期ですから、普段滅多に診療しないリンパ
浮腫にまで対応しきれなかった医療機関はあると思います。
これはもう、自衛するしかありません!厚労省の通達のPDFファイルをアップしますので
そこからダウンロードし、指示書に情報をエンピツで下書きして先生に提出すればよいと
思います。これまでの指示書のコピーなど残っていればそれも併せて見せるとよいですね。
お家にプリンタがない方には有料でご郵送します。
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