今日は3月9日、語呂合わせで
サンキューの日ですね。この日に因んで
感謝のコトバの不思議な思い出を!
9年前の夏、卵巣がんの確定診断がくだり入院
先生の判断で私の場合は抗がん剤治療
(パクリタキセルとカルボプラチン)から
始めることになりました。
しかし、血栓ができやすい状態になっていた
ため、前処置として血栓予防の薬を投与されました。
ところが、その副作用で肝機能が低下してしまいました。
最初は「ちゃんとガイドするかね、一緒に頑張ろう」と頼れるドクターオーラを発していた先生も
少々歯切れが悪くなり「抗がん剤投与が予定通り始められないかもしれない・・・」
結局、血栓予防薬を休薬したらすぐに回復したのですが、回復までの3日間は
「手術ができず、抗がん剤も打てないかも?」という状況で奈落の底に突き落とされました。
別のドクターに「無治療なら余命半年」と言われた私は死を覚悟して、お世話になった
人に一言ずつ感謝のメッセージを書き始めました。
今までお世話になった人お一人お一人の顔を思い浮かべ、受けた親切や配慮について書き
そして、心をこめて「ありがとう。感謝しています」と打ち込みました。
不器用で破天荒で向こう見ず、周囲の賢者達は放っておけないのでしょうね、
あとからあとから、手を差し伸べて下さった方達の名前と受けた恩が思い出されます。
最初は泣きながらdying messageとして綴っていたのに、途中から気持ちに変化が起きました。
「こんなにたくさんの応援隊がいる。だから必ず良いことが起きる」
なぜか根拠のない自信がわいてきました。その後の経過はみなさまごぞんじの通り。
浮き沈みはあるものの、良い事が起き続け主治医も大満足の回復ぶりです。
「感謝のコトバを綴ること」あくまでも私の個人的な体験です。理論もエビデンスもありません。
でも・・・試してみることをお勧めします💗
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