明けまして、おめでとうございます。
今日は、最近感動したコトバについて
歌舞伎座の新春公演のテレビ中継を見ていたら
猿之助さんが「義経千本桜」四の切で狐の役を
演じておられてビックリ
といのも、このお役、アクションがすごい！
オリンピック体操に「役者」部門があったら
金メダルがとれそう（＊狐忠信が宙を飛ぶ）
猿之助さんは4年前、事故で（役者として再起が
危ぶまれるほどの）大怪我を負われました。不屈の
精神ですぐに復活し大活躍中ですが、それでもこのお役
はさすがにもう無理だろう勝手に想像していました。
舞台を所狭しと跳ね回る姿を拝見し大感激！
終演後NHKのインタビューで、猿之助さんは「怪我の前と同じことはできませんよ。
元には戻りません。失ったものは多いです。でもね、それなら、新しいものを付加して
失ったものを補い、更に発展させていけば良い」とサラリとおっしゃったのです。
すごく心に響きました。というのも、がんサバイバーも状況が似ているからです。
私も、命を危機（5年生存率40%以下）から生還したものの、失ったものは少なくない。
でも、それならそれで新しい道がある！そう実感しました。よぉし、ガンバルぞ♪
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