リンパレッツでは、弾性ストッキングの圧迫力も
表示しています。治療を考える上で重要な目安だからです。
圧迫力については、mmHgを表示単位としています。
これは、厚労省が通達で保険適用対象の弾性着衣の圧迫力を
≧30mmHg(特記により≧20mmHg)と定めているからです。
ところが、ややこしいことに圧力表示はPa(パスカル)で表示することが一般的になってきました。
経産省はPa表示を推奨しているので、ドラッグストア等ではレギンス等の着圧表示はhPaになっています。
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さて、圧迫力のPa単位で表示する流れを受けて、広く国際的な弾性着衣の基準規格となっている
RAL(ドイツ)規格が、圧迫力の表示を、mmHgとPaを併記するようになってきました。
ところが、RALの表示は、日本で一般的なhPa(ヘクトパスカル)ではなくkPa(キロパスカル)です。
数字だけを見ると「この表示は何?」となってしまいます。
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そこで、表示をどうするか?ですが・・・
*mmHg(水銀柱ミリメートル)は、保険(療養費還付)適用をスムースに行うために残します。
保険組合から問い合わせがあった時、答えられないと困りますからネ
*圧力の国際単位であるPaの 表示も、ホームページで併記するよう徐々に変えていこうと
思います。少しお時間を下さいませ。
*hPsとkPaの問題は単純です。10hPa(ヘクトパスカル)=1kPa(キロパスカル)です。
ドイツ製品などにみられるkPa表示を10倍して参照してください。
表示を正しく理解して、ご自分に最適な着衣を見つけてくださいね。
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