先日来お伝えしている、リンパ浮腫の基礎研究のクラウド
ファンディング、残すところあと数時間となりました。
このクラファン、大変に大きな社会的意義があります。
というのも、リンパ浮腫を誘発しやすい種類のがん
(乳がん/婦人科がん)は働き盛りの女性に多いのです。
20-60歳までの就労のコア年代だけで毎年6万人
強がこの種のがんに罹患している=リンパ浮腫予備群に
なっています。
発症率は下がってきてはいますが、一旦発症してしまうと、さしあたりは圧迫と運動・マッサージ
くらいしかありません。手(乳がん)脚(婦人科がん)の動きが制約されますから、これは
「働き盛りの女性の労働生産性を著しく低下」させます。
また、発症タイミングは厳しいがん治療を終えてようやっと一息ついた頃が多いです。
その時新たな試練に立ち向かうだけの余力はほとんど残っておらずメンタルを削ります。
がん治療は順調にいっていたのに、リンパ浮腫でメンタルはガクンと落ち、また手脚の浮腫に
よる生活の支障から生活の質もガタ落ちします。
それなのに、対応してくれる診療科もはっきりせず、医療費助成も限定的(年2回、各部位
2着まで/しかもリンパ節郭清していない人は対象にならない。内部障害なので障害年金
などの対象にはほとんどならない)そして有効なお薬はなかったのです。
この、働き盛りの女性の労働能力も生活の質も大きく押し下げ、手当も不十分/社会的厚生を
大きく損なっているリンパ浮腫の問題に対して、これまで社会はほとんど認識してくれませんでした。
ところが、吉松先生達はそれに光を当ててくださいました。
期間中、吉松先生と直接やりとりする機会があり、先生に「リンパ浮腫は大きな“社会問題”です!」
と訴えたら、先生も「その通りですね。社会問題解決に向けて頑張ります」と力強いお言葉を下さい
ました。
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このクラファンの社会的意義が少しでも伝わりましたでしょうか?
リンパ浮腫患者の窮状を理解し、社会的ウェルフェアの向上に貢献しようという方
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