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オリンピック イヤー

いよいよパリ・オリンピックが近づいてきました。

オリンピック・イヤーは、私にとって、がん闘病の
一つの目安になっています。

私が卵巣がんと診断され、治療が始まったのは2012年7月
ロンドン・オリンピックの年でした。その頃目にしたステージ
3Cの5年生存率35%、入院中、病室でぼんやりと五輪の放映を
みながら、「一度寛解しても、次のリオオリンピックは見られ
ないのかな?」などと思ったものでした。

ところが、腸炎で2回入院などのトラブルはあったものの
がんの方は順調に経過。主治医からは、「東京オリンピックが見えてきましたね~」とのお言葉

結局コロナ禍1年遅れた東京オリンピックも体験し(交通規制などで大変でした)、今は
パリ
オリンピックの始まりを楽しみにしています。がん告知された12年前は想像だにしませんでした。

最初に見つけてくれた内科医の先生は、「あと半年の命かも?」と妹に耳打ちしたそうですが、
どっこい私は生きてます。こんな事例もあるのです!!
今、厳しい状況にある方も、次・次の次のオリンピックも見ることができますように!